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更に分かりやすく進化した、伝説のバイブルの改訂版

2017.03.06

こんにちは。本気ファクトリーでインターンをしています、大学生の深山陽太郎です。先日、『ショーシャンクの空に』という映画を観ました。1994年公開のスティーブンキングが原作の、名作といわれている映画です。長くなるのであらすじは省かせていただきますが、とにかく最高の映画でした。「何があっても諦めないこと」の大切さが本当によくわかる映画です。友人に紹介したい映画の一本です。

さて、それでは今回も本を読んで学んだことを書いてゆきます。今回は我らが本気ファクトリーのバイブル、『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版』です!

 

 

webマーケティングについての正しい理解と適切な活用方法、および企業の成長の実現への貢献を目的として書かれた『マンガでわかるWebマーケティング』。あれから早6年。著者によると、この6年の間にマーケティング業界でさまざまな変化と進化があったそうです。その変化は「Webマーケティング」から「デジタルマーケティング」変わった事です。その二つでは何が違うのか。そして何が同じなのか。そこに重点を置いて、かつ基本的なところから分かりやすく解説したのが本書、『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版』です!今回は「デジタルマーケティング」についてとそれに伴う変化についてご紹介します! 

 

一体「デジタルマーケティング」って何なの?

 

マーケティング業界は6年間の間に「Webマーケティング」から「デジタルマーケティング」へシフトチェンジしたと前に紹介しました。しかし、その二つに差はあるでしょうか。実はただの表現の違いで、差はほぼありません。強いて言えば「デシタルマーケティング」の方がテクノロジーを駆使して集積したデータ郡の管理、さらにデータ分析に関わる操作を以前より簡易にし、活用しやすくした要素が多く入っているように見受けられるくらいです。簡単に行ってしまえば、より広義な意味で捉えなおした、といったことでしょうか。ちなみに、マーケティングの定義は「売り上げが上がるための戦略、考え方、それを実現させるための仕組み・施策・運用手段のすべて」です。当然この定義に関しても、二つに違いはありません。

 

Webマーケティング」から「デジタルマーケティング」への変容

 

 

 テクノロジーを駆使して集積したデータ郡の管理、さらにデータ分析に関わる操作を以前より簡易にし、活用しやすくした要素が多く入っているといいましたが、その代表となるのが「DMP」と「MA」です。

 「DMP」とは、データマネジメントプラットフォームのことで、ビックデータ(企業の事業活動プロセスにおいて、企業側、顧客側、関連メディアなどで生成されるすべてのデータ。)を一元管理、分析し、お客様に対して最適なWebページを表示したり、リマインドメールを送ったり、広告配信などのアクションプランを効果的に実現するためのプラットフォームです。

 「MA」とは、マーケテイングオートメーションのことで、新規顧客の開拓、既存顧客のリピート化など、それぞれの目的を達成するためのマーケティング施策の、各プロセスにおける実行施策を自動で行うための仕組みツール、プラットフォームのことを指します。簡単に行ってしまえば、「DMP」とはたくさん情報の入った箱で、「MA」はその箱の中の情報を利用する方法みたいなものです。

 

 

更に進むデジタル化

 

マーケティング界の大きな変容の一つに配信デバイスの変化という事が挙げられます。それはスマートフォンです。スマートフォン市場は年々拡大しており、2020年には今の約2倍にまでなるのではないかといわれています。そんなスマートフォン市場拡大によって、スマートフォンに、より特化した広告が生まれています。それは「インフィード広告」です。

「インフィード広告」とはコンテンツとコンテンツの間にある広告です。実際の記事やコンテンツを邪魔せず、溶け込ませるように配置する「ネイティブアド」といわれる見せ方をした広告の一つです。個人的には、なんとなくステマのように思えてしまってあまり好きでなないのですが、今までの広告が主に上部のヘッダや下部フッタやサイドにあるのが一般的だった事から考えると、これも変化の一部ととらえてよさそうです。

 

 

広告にもAI導入の時代

 

更に最近ではマーケティングへのAI人工的にコンピューター上などで人間と同様の知能による判断や行動を実現させようという試み、あるいはその一連の基礎技術のこと)の導入も進んでいます。AIというと渋滞予測や自動運転技術、人型ロボットpepper君などに搭載されているイメージが大きいですが、ディープラーニングという技術の進化によってマーケティングへの導入も進んでいます。ディープラーニングとは、システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う「機械学習」の手法のことです。これを取り入れることによってデータの特徴をより深いレベルで学習し、非常に高い精度で特徴を認識できるようになります。そして、その結果をフィードバックすると、AIが学習し、さらに制度が上昇します。データと結果を突き合わせて次の戦略や施策を考えるデジタルマーケティングと相性がよく、この分野での活用が更に進んでいます。

 

 

いかがでしたでしょうか。今回のこの「改訂版」は前回に比べ、更に分かりやすく、事象はより具体的に細かく書かれています。たった6年ほどで「改訂版」が書かれるほど流動的なマーケティング界。また6年後には、今よりももっともっと分かりやすくなった「改訂版2」が発売されるのではないかと、今からでもわくわくします(笑)

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